2013.09.06(Fri)

visasQ(ビザスク)に込められた仕事・キャリアに対する想いとは?

130906_walkntalk

今回のインタビューは、みんなの仕事経験をカタチにする、ビジネスパーソンによる対面スポットコンサル「visasQ(ビザスク)」を運営する、株式会社walkntalkの代表取締役 端羽英子さんにお話を伺いました!

個人の意見を企業がヒアリングするようなサービスを目指す

—これまでの経歴を教えてもらってもいいですか?

東大経済学部を卒業直前に学生結婚、新卒でゴールドマン・サックスの投資銀行部門に就職して、最初からスターバックスジャパンのIPOの案件に入ったりと、かなりバタバタ忙しかったんですが、妊娠して新卒一年目に会社を辞めることに・・・。
出産後に米国公認会計士の資格を取って、日本ロレアルという会社に入り、日本の会社でいう経営企画のような、予算を作ったり予実管理するといった仕事をしていました。
1年半ぐらい経った頃、ダンナさんがボストンに留学することになり、子連れで付いていった先でMIT(マサチューセッツ工科大学)のスローンスクール(MBAを取得できる経営大学院)に合格し、私もボストンで2年間ビジネススクールに行きました。
日本に戻ってきてからは、ユニゾン・キャピタルという会社に入り、企業へ投資を行う仕事を経験しました。

—すごいキャリアですね。そんな中、起業を決意した理由は?

前々から(起業したいと)考えてはいたのですが、日本に帰国する時点でシングルマザーになっていたこともあり、まずはしっかり職歴をつけたいと思って、ユニゾン・キャピタルで5年頑張りました。5年経って、そろそろ機が熟したかな、と。
最初は食品ECをやろうと思っていたんです。元々女性のスキルや知恵を集めるサービスをしたいと考えてはいて、私自身も美味しいものを食べるのが好きなのと、ただ探すのは得意ではないので、そういった情報が集まってくるサービスになるといいなという、どちらかというと緩い気持ちで食品ECを考え始めて、ただけっこうマジメにビジネスプランを考えてたんです。
そんな時に、ECサービスを運営されている方に、知人を辿って辿って辿って繋がって、「お前のプランじゃダメだ」ってダメ出ししてもらったんです。その時のそのアドバイスがものすごくリアルで有用で。ユニゾン時代に一緒にお仕事していたプロの経営コンサルタントとはまた全然違う、実際にある業界である業務を毎日されている方のアドバイスにすごく感銘を受けたんです。これをマッチングするビジネスって絶対にニーズがある、じゃあこれをWebサービスにしよう、と。それがvisasQに行き着いた経緯ですね。

—個人のスキルや知恵を、という点では、他にも色々なサービスが出て来ましたよね。

そうですね、たしかに今、個人のスキルが着目されて、盛り上がっているように感じますね。
そういった中で、visasQは仕事に特化することで、個人間の取引だけではなく、個人の意見を企業がヒヤリングするようなサービスを目指しています。また、「顔を見て話す」という、対面スポットコンサルと言っているんですが、自分の起業前を振り返っても、テキストに残るような形だったり、誰でも見えるような形だとビジネスに関する自分の意見や深い話しって発言しにくいのを、対面に特化することで、引き出せるようなサービスにしたいと思っています。

私は妊娠や家庭の事情で2回会社を辞めて、その度に資格取得や留学に多額の費用をかけてキャリアをつないでいます。「こんなに投資しないとキャリアを繋ぐことができないんだっけ?」というのが私の想いで、例えば、プログラマやイラストレーターといった「手に職を持ってる人」と違い、私のような文系ビジネスパーソンは、外の誰かに必要とされる経験やスキルを持っているのか、自分でも分からない。でも本当は30歳にもなれば色々な経験やスキルを身につけているので、それが見えるサービスを作って、私のように一旦キャリアを中断する時にも、習うのではなく、少しの時間でも経験や得意を活かすことでキャリアがつなげられる様になればな、と思います。

10代へのメッセージ

—ご自身の経験としても、今されているvisasQというサービスにしても、キャリアについていろいろとお考えになったことがあると思うんですが、10代の時にやっておいた方がいいことって何かありますか?

10代に限らず大学生にも言ってるんですが、「学生です」って言ったら、色々な職場を見学させてくれると思うので、会社とかお店とか、とにかくいろんなところに行ってみて、「一日ちょっと立たせてください」ぐらいのことをやったらいいと思いますね。
就職活動って私は本当に特権だと思っていて、「すいません、就職活動しているんでお話聞かせてください」って色々な人に言えちゃうじゃないですか。ただ、大学生の就職活動は本気の職探しでもあるので、将来何になるんだろうとか、これから何を専門に勉強するんだろうとか考える高校生か、それより前の中学生の時に、勉強もいいんですけど、色々な仕事に触れることができたらいいな、と思います。世の中の仕組みとか、あまり深く考えていなくても、まずは行ってみる。今はそういうことができるはずの時代なので、どんどんやったらいいと思いますね。

あと、少なくとも、親の仕事は見に行こうって言いたいですね。一番聞きやすいじゃないですか。自分のお父さんやお父さんが働いている会社は何をやることによってお金を得ているのか、子どもはあまりにも知らな過ぎると思いますね。昔は、農家や個人商店といった親の職場が家と同じ人たちってけっこういたと思うんですが、今は全然違う場合が多いので、ビジネスというものが日常の子どもの生活からとても遠いと思います。もちろん全部は理解できないにしても、親は何の仕事をやってるのか、親の会社はどうやって稼いでるのか、せめて何を売ってるのか、お客さんは誰なのか、そういうところから考えてみる。何で自分はご飯を食べることができているのか。ぜひ見に行って欲しいですね。

—端羽さん自身が10代の頃にやってよかったことって何ですか?

英語かな。。ネイティブな人とは全然違いますが、ビジネスには支障がないぐらいにはなれた。それはすごく可能性を広げてくれたと思いますね。今思うとすごく恥ずかしいんですが、高校の時に学校にネイティブの先生がいたので、日記を英語で書いて見てもらってたんですよ。タダで作文を添削してもらって、会話して。そういうこともあって、高校卒業までに英会話って一回も習ったことがなかったんですが、それでも何となくは話せるようになってたんですよ。
でも、これからの時代は多分英語だけじゃなくって、それこそプログラミングスキルみたいなものって可能性を広げてくれるスキルだろうと思いますね。

—最後に10代の皆さんへメッセージを。

話を聞いたり、見学したり、活きた経験を沢山して欲しいな、と思います。音楽だって、iPhoneで聴くのもいいけれど、ライブに行った方がジーンとくるじゃないですか。例えば野球とか、私はテレビで見るのはちっとも好きじゃないんですけど、野球場に行くのは大好きなんですよ。あの球場の雰囲気って、その場にいないと感じない感動だと思うんですよね。ライブな体験は感受性がより豊かな10代のうちに、ぜひ、お金払ってでもたくさんした方がいいと思います!

 
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