2013.07.26(Fri)

ソーシャルメディアとスマートフォンが普及するなんて、ありえないぐらいの革命期!日本から世界に誇れるサービスを目指す「Retty」

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今回のインタビューは、友達のおすすめが集まる実名グルメサービス「Rettyグルメ」を運営するRetty株式会社 代表取締役の武田和也さんにお話を伺いました!

「どういうところでどんなことをやるか」を最初にちゃんと決めないと、どんなにがんばっても結果が出ない

—このインタビューにも登場いただいたNagisaの横山さんとはネットエイジで同期だったそうで。

はい、お互い中途入社なんですが、入った時期が一緒で。

—その頃から起業を考えてたんですか?

そうですね。一次面接で「3年で辞めます。その代わり必ず売上で一番になって大きく貢献するので雇ってください」って言いました(笑)

—そう言われたら採用しちゃいそうですね(笑)いつ頃から起業を考えるようになったんですか?

自然とそういうのがありましたね。親が会社をやってるっていうのもありましたし、僕らの世代だと元ライブドアの堀江さんやサイバーエージェントの藤田さんに感化されたのは当然あります。人生一度きりなんで、大きいビジネスやりたい、多くの人たちをハッピーにできる生き方をしたいと思ってました。

—何かきっかけってあったんですか?

大学2年の時に旅行で1ヶ月間ぐらいインドに行って、その時に日本の凄さが分かったんです。外から見るとよく分かるって言いますが、自分がどれだけ恵まれてるかがよく分かって。で、それを作ってくれたのは、過去の起業家たちなんじゃないかなっていうのが僕の結論で。だったら、自分もそうなれるようにがんばろうって気になったんです。

—大学生の時はアルバイトやインターンはされてましたか?

インターンしてましたよ。営業の仕事もやりましたし、ECサイトの店長をやってました。
ECサイトには何を売るか、どうやって売るか等の商売の基本が詰まっていて、事業をするにあたって非常に勉強になりました。最初の頃は配送から何から何まで全てやってました。

—ちなみに就職活動は?

「社長に会える仕事」という基準で受けてました。業種問わず。例えば、ヘッドハンティングの会社とか。あとは「起業につながる会社」ということで、社内ベンチャー制度があるところとかですね。

—最終的に決めたのはどこだったんですか?

結局、インターン先でそのままECの店長をやることにしました。しかし、その会社は結局うまくいきませんでした。
その後どうしようか考えてたんですが、ECサイトを運営している時にモバイルからの反応率が良くなる兆しを感じていたんです。これからモバイルの広告ってマーケットが絶対大きくなる、そう思ってモバイルの広告代理店を探したら、当時モバイル専業でやってたのはネットエイジしかなかったんですよね。しかも、ネットエイジという会社は起業を応援するような風土もあって、その先の起業につながりそうな気もしたので。
それから3年間はどっぷり広告代理事業に関わりました。当初予定通り3年経って、成績も一番を達成する事ができましたので、辞めて起業しました。

—まさに有言実行ですね。辞める時にはRettyの構想はすでにあったんですか?

いえ、全然なかったです。退職届が先。けっこう珍しいって言われます(笑)
辞めた後に、どの事業をやるか考えてたんですけど・・・僕ECやってたじゃないですか。一番最初は北海道のカニを売って全く売れなかった、次にチーズケーキ売って全く売れなかった、その後、化粧品とか健康食品を売るようになってすごく売れたんですけど、「何を売るのか」が大事だと痛感したんです。モバイル広告代理業をやってた時もそうです。どの業界を相手にするかで売上がものすごく違った。
「どういうところでどんなことをやるか」を最初にちゃんと決めないと、どんなにがんばっても結果が出ないと思ったんです。それを考えるには一年ぐらい使ってもいい。それでアメリカに行って、ひたすら研究しました。

プログラミング未経験でも自分たちでサービスを作ることが勝つためには一番近道

—アメリカではどんな暮らしを?

インターンとかも情報収集がてら少しだけやったんですが、基本的にはホテルとスタバの往復で(笑)、「1週間に2個新しいアイデアを出す」というのを課して、ひたすらやってました。Rettyに絞るまで40個ぐらいアイデアを出しました。

—Rettyの他にはどんなアイデアがあったんですか?

「スマホ×ソーシャル」は明確でした。その前提はもちろん意識していて。結局ジャンルってある程度限られるじゃないですか、ファッションとか人材とか。ソーシャルコマースとかもすごい考えてましたね、一時期。
最終的には、最も情熱を捧げられて多くの人をハッピーにできるイメージが沸いたRettyに決めて、帰国してすぐに登記をして始めました。長束と一緒に始めましたが、内野や佐々木も創業期からいました。

—長束さんがエンジニアの方ですよね?

そうですね、正確に言うとエンジニアになりましたね。起業してから猛勉強して(笑)

—すごい!プログラミング未経験からサービスを立ち上げたんですか!

まあ自分たちで作ったわけじゃなくって、少しずつ協力者が増えていって。
お金は400万しかなくって、長期的に勝つんだったら自分たちで作れたりしてないとどっちみち勝てないと思ったんです。サービスは出した後が全てで、自分たちでしっかり中身を理解していろいろ改善ができるようにならないといけないんで、元々営業でサービスを作ったこともなかったし、遠回りに見えるけど多分一番近道だと思いました。

—リリースまではどのぐらいの期間かかったんですか?

創業してからサービスリリースまで半年間ですね。
受託など他の業務はせず、半年間Rettyに集中しました。最初の400万がなくなったら、この会社を潰すって決めてたんです。「失敗したら・・・」とか何も考えてなかったですね。これでできなかったら、所詮それだけの実力なんで。それでリリースしてからすぐに出資を受けて、協力してくれていたメンバーを全員社員にしました(笑)
アメリカに行って、日本を客観的に見れたんです。その時は時間があったので、日本のインターネットの歴史からいろいろ振り返って研究してました。そうなると、ソーシャルメディアとスマートフォンが普及するなんて、ありえないぐらいの革命期なんです。この時に張らないやつは経営者じゃないと思ってるぐらい。
かつ、最近だとサイバーエージェントとかがアプリを出しまくってるんで、スタートアップはその前に一歩先を行かないといけない。そうすると、チャンスは1年ぐらいなんですよね。その時に時間を他のことに使うのは良くないと思って。

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10代へのメッセージ

—10代の皆さんにメッセージを。

実は、学生の時にやろうとしてたことがあって。学生のほとんどの場合、自分のやりたいことがない。それはしょうがないんですけど、僕はやりたいことをイメージさせない学校が悪いと思ってるんです。やりたいことが見つかるような授業を学校はやるべき。
そのためのやり方として、いろんな業界で、商社マンでもいいし、起業家でもいいし、それぞれの業界で輝いてる人たちが授業に毎回来て、「自分はこんなことやってる」という発信をするような場を作らなきゃいけないと思って、それを学生の時にやろうとしてたんです。
自分の中の目標、ロールモデルを見つけるのは早ければ早い方がいい。例えば、商社に行きたいんなら英語の勉強しようって思うじゃないですか。後で変わってもいいんですけどね。

—今後の目標を教えてください。

まずは一番になりたいですね。やるからには一番にならなきゃいけない。上場もするし、海外展開もする。
「日本が世界の先端で走れそうなサービス」を作りたいというのがあって。日本のユーザーの「食」に関するレベルって高いんですよ。向こうに「Yelp」っていう海外版の食べログみたいなサービスがあるんですけど、食べログの方が全然良くできてるんですよ。それは日本のユーザーの求めるレベルが高いからなんですよね。3.0世代のグルメサービスって向こうでもちゃんとしたの出てなくって、Rettyでそこを狙いたいと思ってます。

—今の仕事の魅力は?

Rettyは半年に一回引っ越してるんです。成長スピードはかなり早い。それが面白いところ。2〜3ヶ月先が全然違う。ほんとジェットコースターに乗ってる感覚なんですけど。
それに、僕らはユーザーさんとすごく近い。イベントをやってユーザーさんと繋がってるぐらい。そういう人たちがRettyを見てお店に行って喜んで、オススメを書いて・・・その好循環を見てるとうれしくなる。皆が喜んでる=自分たちがやってることが活きてる、ということなんで。それを毎日起こしてることにやりがいを感じます。まだ数十万人だけど、それを何百万、何千万の人に広げていきたいと思ってます。

 
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